野球未経験のおっさんでも草野球が10倍楽しめるコツ

アラフォーになって「本格的?」に草野球をはじめた草野球おやじです。

サッカーやラグビー、バスケ、バレーボール、テニスetc.とボールを扱うチームスポーツはたくさんあるけど、日本ではやっぱり野球が一番人気だと思います。とくに、おっさんになるとビール片手に野球観戦なんて、もうサイコーですよね。最近ではおっさんに限らず、カープ女子やら、オリ姫といった言葉が出てくるほど、女性にも野球人気が高まっています。

「野球観戦はするけどプレーはしたことがない」
そんな“野球好きアラフォーおやじ”は世にわんさかいると思います。もし、「ちょっとだけプレーしてみたい」と思っている方がいたら、ぜひ草野球をやってみてください。いままでよりも、もっと野球が面白くなります。

草野球をはじめると、野球観戦がさらに面白くなる!

野球をやったことがない人でも、野球観戦が楽しい理由の一つに「監督気分で楽しめる」ということがあります。

選手の起用法について「ここは投手交代だ!」とか「そこで代打つかうならコイツだろ!」とか言ってみたり、作戦についても「なんでランナー動かさないの?」「ここはバントでしょ」なんて思いながら見るはすごく楽しいです。

野球経験はないけど、スコアブックがつけられる私の場合、キャッチャー気分で投手の配球を読みながらテレビ観戦するのが大好きです。球場に行った時は、声を出して応援することがストレス解消になったりもします。

草野球をはじめると、そこにプラスアルファの観戦の楽しみが増えます。

プレーをしてみるとこんな部分が楽しくなる

守備を見るのが楽しくなる
球場に行くと、よく応援しているチームの守備の時ににトイレに行ったりしますよね。もう、その時間がもったいなくなります。自分がプレーするポジションの守備位置や捕球、カバーリングなど、選手によって違うし、プロとアマチュアでは守備位置の深さなどもぜんぜん違うので、見ていて飽きないです。プロ野球で2階席、3階席に座った時などは、特に全体を俯瞰して見られるのでお勧めです。
ピッチングフォームに目を凝らす
いままでは何となく見ていたフォームもしっかり観察すると面白いです。ランナーがいるとき、いないときのピッチングフォームだけでなく、クイックのタイミングを変えたり、牽制球のターンがすごく速かったりと、レベルの高い投手の動きは思わずうなります。
バッティングフォームに目を凝らす
ピッチングフォーム以上に多彩なのがバッティングフォーム。構えからスウィングまで、誰一人同じフォームの選手はいないといってもいいでしょう。打席への入り方から、高めのボール、低めのボールの打ち方や見逃し方、変化球への対応、追い込まれてからのスウィングなどなど、いろいろと真似をしたくなります。

未経験者が野球を楽しむコツ

「キャッチボールだってろくにできない」「ルールだってイマイチ理解していない」そんな人だって草野球は楽しめます。経験の有無なんか関係ないし、年齢や性別も関係ないです。「野球が好き」ならきっと草野球は楽しめます。未経験から草野球を楽しんでいる私のコツを紹介します。

草野球おやじはこうやって楽しむ

良い仲間を見つける
当たり前ですが、野球は一人ではできません。野球をやるにはまずチームに入ること。別のページで紹介しますが、まずは自分が楽しめる野球仲間を見つけましょう。
健康を意識する
スポーツを楽しむためには、健康でなくてはなりません。おっさんになってくると、体のあちらこちらにガタが来ていますから、飲みすぎや食べすぎにも注意しますし、普段から身体を動かすなど意識することが大切です。
結果として草野球をやるようになってからの方が、健康になりました。
また、プレーするときも、自分の身体と相談しながらやることが大切。無理してケガをしては元も子もありません。
下手くそだからこその向上心
私はもともと運動オンチで、屋外で遊ぶよりも家でゲームをしている子どもでした。体育の時間のドッチボールは避けるだけだし、サッカーなんかは後ろの方で見ているタイプでした。
「自分がボールに触ってミスするとかっこ悪い、上手い人に任せたほうが迷惑がかからない」たぶんそんな発想だったのだと思います。でもある時、それじゃ、すーっとつまらないままだなと思って、ミスしてもいいやと思い切って積極的にプレーしてみたら、下手くそなりに楽しかったのです。
下手くそだと、自信がないせいかプレーも遠慮しがちになってしまいます。でも、しょせんは草野球、だったら積極的にプレーしたほうが絶対に楽しいです。そして、下手くそだからこそ「上手くなりたい」と思うことが大切です。もともと未経験なので、少し練習したり研究したりすると、目に見えて上達します。できなかったことができるようになると、本当に楽しいものです。おっさんですから、すぐに成長は鈍化しますけど(笑)。
元気に声を出す
いや、もう、ホントに空元気。エラーしても大きな声で「もういっちょ来い!」となるべく大きな声を出します。いいプレイには「ナイスプレー」ミスをしたら「ドンマイ」。声のコミュニケーションは野球を楽しくします。
でも、相手をけなしたり、挑発したりするのはやめましょう。

さぁ、未経験者のおっさんたち、今こそ草野球をはじめましょう!
下手くそな草野球仲間を増やして、少しだけやっている分優越感に浸りたいと思う草野球おやじでした。