秀岳館の強打を引き出す打撃練習【野球部訪問】

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(本文より)
「ノーステップ打法を考えついたのは日本代表を率いて海外と対戦した時ですね」

鍛治舎監督が解説する。1980年代後半、まだ五輪野球の代表がアマチュアで組まれていた頃、キューバやアメリカなどの豪速球をどう打ち崩すかを考えた中で生み出した打法だった。

「体格で劣る日本人選手が世界で通用するためにはどうすればいいか」を考えて、導き出した答えが広めのスタンスを取り、あらかじめトップを作ったコンパクトなスイングで右打者はセカンドの、左打者はショートの頭を狙う打法だった。

理屈は分かりやすいが「1つの打席で2つの打ち方を使い分けるわけですから、きちんとした訓練が必要なんです」

フリー打撃の前のティーバッティングはそのための訓練の場だ。スクワットしながら30本を7セット、インハイを20本7セット、ボール球のようなアウトロー20本7セット、計490本を打ち込む。

ただ漠然と打つのではなく「インハイは内野の頭をワンバウンドで越す、アウトローはセンター方向に糸引く打球を打つ」イメージを持つことがポイントだ。スクワットティーで強靭な下半身を作り、インハイ、アウトローの難しいコースを打ち込むことでどんな球速、球種にも対応できるバットコントロール、スイングスピードを磨く。

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